みが@乱数調整

動画で紹介するには難しそうなことを解説します

マナフィ色孵化乱数(蒼玉) in DPt

サムネ用

こちらはPokémon Past Generation Advent Calendar 2023の86日目の記事となります。  

scrapbox.io

 

ポケモンレンジャーシリーズの特別ミッションをクリアした時に貰えるマナフィのタマゴ、通称蒼玉。

このタマゴには通常色違いブロックルーチンが掛かっています。

しかし、このルーチンが働くのはタマゴを受け取る時のみ。その為受け取ったROMとは別のROMで孵化をすれば色違いになる可能性があります

乱数調整の難易度としてはそこまで高くないものの、間違えた状態で受け取って通信交換をすると取り返しがつかない事態になってしまいます。

そもそも第四世代の配達員乱数では基本的に唯一不定NPCの居ないHGSSハナダシティのフレンドリィショップが好まれるのですが、途中で交換を挟む必要がある以上失敗が許されないので更にその一面が強調されます。

ハナダシティにはNPCはいるものの両方動かない

なので基本的にタマゴをの受け取りをDPtですることは推奨されないのですが、DPtで受け取ることによるメリットが一つだけ存在します。

それは第五世代以降へと送った時の出身地方HGSSで受け取るとジョウト地方DPtで受け取るとシンオウ地方で出会ったことになります。孵したROMは関係ありません

というわけでDPtで安全に受け取る方法を考えた結果思い付いたのが、受け取りに使われる消費を考慮しペラップの鳴き声を聞くというものです。

喉を酷使させる

不定NPCによる消費が入って困るのは、消費を終えメニューを閉じてから配達員に話しかけるまでの一瞬の隙です。なので配達員との会話が終わった後またすぐメニューを開きペラップの鳴き声を聞くことにより、その隙に消費が入っていないかを調べられます。もちろん会話後からメニューを開くまでの間にNPC消費が入っていてタマゴには影響していない可能性もありますが、そこはまあ妥協しましょう。

 

やり方

まず個体検索や初期SEED検索は4genSearchで行う。性格決定処理にチェックを入れなければよい。(余談だが性格決定処理がないという共通点からマナフィの生成処理は「徘徊」と呼ばれることがある、厳密には間違い)

個体検索して

性格決定処理なしで初期SEED検索

ID検索はGen4 ID Seed Searchを使いましょう。周辺IDの検索はDDDDLoopが一番良いと思います。

なんとWeb上で動く

不定NPCが一人のショップの配達人の目の前でレポート。ゲーム起動後、そのNPCが動いたのを確認したらすぐメニューを開きます。(ちなみにNPCの動きを確認した直後にメニューを開けば猶予時間が得られるという考えはいーさんのアイデアです、ありがとうございます。)

マサゴタウンのショップは不定NPCが一人(右の男性)

ここでペラップの鳴き声を利用して初期SEEDを特定します。使用するのはChatotTool、事前消費上限はNPC消費の都合上4や6でいいでしょう。(もちろん徘徊がいる場合はそれも考慮する)

特定したら目標消費までひたすらペラップを「しばく👊」します。もちろん「声帯」にチェックボックスを入れることを忘れずに。目標消費に辿り着いたらメニューを閉じてすぐに配達員に話しかけます。

しばく👊

そして会話終了後またすぐにメニューを開きます。ここで「しばく👊」ボタンを追加で四回押します。これは個体生成時に乱数が四回(性格値下位、性格値上位、個体値HAB、個体値SCDの順)使われるからです。

再びペラップの鳴き声を聞くと共に「しばく👊」ボタンを押し、実機側の鳴き声とChatotTool側の鳴き声が何回か聞いて一致しているなら成功です。不安なら一度交換させずに孵化し、性格や個体値が合っていることを確認しましょう。

ちなみにプラチナのジャッジは教えてくれるステータスの偏りが酷いので注意

これでID調整したROMへ交換すれば色違いのマナフィが産まれます。タマゴを孵した画面では通常色の見た目になっていますが、これはこの時点では親IDの情報が受け取ったROMの情報になっているからです。

この画面用の色違い画像が用意されていない、みたいな誤情報が広まっているが誤り

実際に手持ち画面を開けばしっかり色違いになっています。

ちなみに表IDは60715



というわけでDPt産色マナフィで差をつけたい、という方向けの記事でした。

この記事の乱数調整はVTuberデビュー初配信で行ったので是非視聴、高評価、チャンネル登録よろしくお願いします。(強欲)

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